本会は、昭和35年に「百合ヶ丘駅」が開設された2年後の37年に百合丘三丁目町会が設立され、今年で48年目を迎えることになりました。
町会の設立に苦労された方々や今日まで町会発展に心を砕かれた人々を想うとき、今こそ「安全で安心して暮らせる街」になるよう、６年前から役員並びに班長を交えて、麻生区町会連合会の基本指導方針である町会の自主防災組織を活用、協議しながら一貫して進めてまいりました。そして、今日まで「防犯・防災・環境」の三本柱を基として事業活動を行っております。
まず第1に「防犯活動」でありますが、3年前から「安全・安心まちづくり」の団体として神奈川県に登録し、町内住民の協力を得ながら昼間・夜間・愛犬パトロール班を編成、現在100名以上の参加により実施しており、住民は安心して暮らしております。

第2は、「防災活動」でありますが、いつ起きても不思議でない地震災害でありますが、百合丘地域は大丈夫と安心してはいられないのが現状で、特に地震発生地区の狭間にあるのではないでしょうか。
そこで当町会では、年に１～２度は「防災意識高揚の集い」を企画して住民に呼びかけ、消防署の指導を受けながら防火訓練・防災用具展示などを実施しており、年々参加者が増えてきております。

第3は、「環境活動」でありますが、10数年前から先輩役員が築かれた年間３回の「一斉清掃美化デー」を行い公園だけではなく町内全体の美化に努め、特にゴミ集積所の粗大ごみの放置も皆無となり町の美化が徹底されてきました。３年前に発足した「第二公園管理運営協議会」も、委員並びに奉仕者の協力により見違えるほど整備されました。また子供遊具の他に高齢者用の健康遊具も備え、子供から大人まで利用されるようになりました。さらに特筆すべきことは、「早朝ラジオ体操」が雨の日以外は休むことなく行われ、百合丘一・二丁目町会の住民も加わり老若男女が楽しく朝の一時を過ごされています。

最後に、町会の情報誌であります「町会だより」について触れますが、6年前までは、各班に回覧形式でありましたが、最も身近な情報を住民に伝えるため広報担当を置き、「町会だより」の編集、各戸配付して５年になり、住民から喜ばれ、また寄稿文も掲載するまでになりました。

（2008年7月号から）