百合ヶ丘みずき街自治会
百合ヶ丘第二団地の入居が1961年に始まり、当時は建物も29棟で住居が666戸と店舗が6店の計672戸で、2006年の建て替えまで44年の歴史がありました。1962年に自治会が結成され現在に至り51周年を迎えました。建て替えにより2006年2月から入居が始まり、団地名はみずみずしい緑豊かな樹木と花でいっぱいの街並みということで「みずき街」と名付けられ、周辺には「はなみずき」の木々も植樹され名実ともに「百合ヶ丘みずき街」となりました。
現在は9棟349戸約1,000人と建て替え以前の約半数となりましたが交通の便もよく、百合ヶ丘駅には徒歩で約11分、新百合ケ丘駅までは徒歩で約15分と近く、大型スーパー、コンビニ、ファミリーレストラン、商店があり、各学校も通学に便利でなだらかな丘陵にあり上階のベランダから富士山も望めて見晴らしの良い環境です。 みずき街団地は震災に強い新耐震基準に沿った建物で、また全戸に床暖房や浴室の乾燥暖房設備も完備していて、住民の方々も安心して末永く住みたいと言われています。
みずき街自治会の組織は会長、副会長各1名、事務局2名、会計(事務局兼務)広報1名、防災1名、厚生1名、民生委員1名、会計監査2名、また若い方が3名自主的に参加してくれ積極的に斬新な意見や提案を出してくれています。春夏秋冬の年4回発行の広報紙「みずき」は自治会の行事や近辺の話題、情報等内容も充実し皆さんが楽しみにしています。自治会の年間3大行事として第一に8月の「みずき街納涼大会」、第二に「防災防火訓練」、第三は12月に「餅つき大会」を行い、納涼大会は花火、バザー、焼き鳥、ポップコーン、ヨーヨー釣り、喫茶室「みずき庵」等でご家族や近辺にお住まいの方も参加して大いに盛り上がり、防災防火訓練では消火器の使い方や災害時の通報の仕方や、AEDは人形を使って実地訓練等、麻生消防署百合丘出張所の署員の皆様の協力で毎年実施しています。また団地内の広場に設置した「かまどベンチ」は災害時の炊き出しや湯沸しが出来るよう、テント3張りと共に準備しています。みずき街自治会では2年前から重要な取り組みとして高齢者の方の見守り支え合い活動に力を入れています。現在高齢者の方が住民の約30%強で、部屋から少しでも外に出て顔を見せていただこうという試みで、毎月第1水曜日に行う「みずき会」を立ち上げ軽い昼食やお茶や菓子で話に花を咲かせて健康講話、ストレッチ、折り紙などで親睦をはかっています。現在は軌道に乗り、参加者も増えてきています。また「みずき会」の活動の一環として団地内4か所の花壇の管理、整備を「お茶の会」として立ち上げ、花の好きな方々が四季の花を植えて目を楽しませてくれています。そして近くには市から委託された公園が3か所あり、毎月第3土曜日を公園清掃日と決めて夏冬の暑さ寒さにかかわらず、春には花々に囲まれながら有志が自主的に行っています。そして公園担当の委員が主となり、近隣の皆さんにも楽しく使っていただくよう、日頃から整備しています。
今後はさらに近隣の町会・自治会との連携をはかり親睦を深めたいと思っています。
(2013年2月号から)