千代ヶ丘自治会
千代ヶ丘自治会の発足は、確か記録は残っておりませんが、昭和48年頃といわれており、当時はまだ百合ヶ丘駅が建設される前、山林であった土地を造成した頃に発足した模様です。現在、世帯数は、616世帯で高齢化が進んでおり、半数近くが60歳を超える会員で構成されております。二世帯住宅が多いことも当自治会の特色かもしれません。
当時は、駅から少し距離があることに加えて、坂の多い土地でもあるため、生活していくうえでは車は欠かせません。一方で、近隣には、小学校や幼稚園があり、公園が3箇所あります。加えて、買い物施設や医療施設も整備されており、老若男女を問わず、非常に恵まれた環境であると思います。
当時の運営について、会長1名、副会長6名、班長44名で構成されており、会議は、定例総会を1年に1回、班長会議を1年に4回開催しております。また、必要に応じ、役員会(副会長以上参加)を開催し、自治会内で発生する諸問題の解決につなげております。加えて、公園を3箇所持つという特性上、会員の協力を仰ぎながら、夏場から冬場にかけて月1回程度、公園清掃を実施しており、子供達が安心して遊べる環境整備を図っております。清掃終了後にもお菓子とお茶を配布し、参加者同士の交流を通じ、災害時など、万一の際にはお互いに協力し合える状況につなげております。
年間の行事としては、前述した会議、公園清掃に加え、地域の八つの町会が協力して運営する盆踊り大会をはじめとした地域で開催される祭りや地域の小学校・中学校の行事への参加、防災訓練などを実施しております。また、地域活動の一環として八千代会(老人会)、子供会、公園花の会などが組織されており、自治会としてもそれぞれの会の運営に助成金の支出等をはじめとして様々な協力を行っております。特に子供会については、他の町会の子供が少なくなってきたこもあり、近隣の細山町会、有楽自治会、千代ヶ丘町会の子供会が合同で千代ヶ丘子供会として活動を行っております。
今年度の当自治会の主な活動については、防犯灯をLED化するなど、エコ活動を実施していくことに加え、カラスによるゴミの散乱が顕著なゴミ捨て場への対応を図ることで、自治会内をきれいにしていくという目標を掲げ、行動してまいります。また、地震への対応策として、防犯グッズを充実させることで、会員の万一に対応可能な環境整備も図っております。
最後になりますが、近隣の八町会をはじめとし、麻生区内にある町会と連携し、会員相互の親睦を更に深めてまいりたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
(2013年7月号から)