マイシティ新ゆり町内会
会長 渡邊 福司
カタカナと漢字と平仮名からなる、麻生区の中で最もしゃれた名前の当町内会は、上麻生町内会が3つに分割された平成16年4月に発足いたしました(上麻生東町内会、柿生駅前町内会、そして当町内会)。新百合ヶ丘駅より南側の上麻生3丁目と4丁目の一部の地域が含まれ、その世帯数は現在775世帯と比較的大きな規模の町内会です。組織は、会長、副会長、会計、会計監査、総務部、文化事業部、防災事業部、福祉事業部、広報事業部、そして事業部傘下の各部、および、地区担当として総地区長とA地区からI地区までの地区長、さらにその下に44組あります。役員数は現在22名で、(会館はないので、山口台自治会の会館をお借りして)月に1回、定例役員会を開催しております。
毎年4月中旬に定期総会を開催しております。ここから年度がスタートし、大きな行事だけでも、8月の夏まつり(以前は山口台自治会との共催でしたが昨年度から単独開催となりました)、9月の町内美化活動、11月のバス旅行、1月のどんど焼きと続きます。
こういったイベント以外にも、「安全・安心の街づくり」を目指す当町内会としては、青パトによる巡回活動、街灯管理(新設、LEDへの転換推進)にも力を注いでおり、また、敬老のお祝い、子ども会から引き継いだラジオ体操の開催など、幅広い年齢層の会員に対応できるよう、きめ細かい地道な活動も継続しております。
来年の4月で丸10年を迎えます。マイシティ新ゆり町内会だけで見ると歴史は浅く見えますが、経緯で申し上げましたように、もともとは長い歴史を持つ町内会です。したがって、古くからお住いの方々に支えられてきた地盤でもありますが、一方で、新百合ヶ丘駅から徒歩圏ということもあり若い世帯も多いところです。今後はこれら世代の融合による活性化が課題であると考えております。幸いにして、単独開催となった昨年、今年の夏まつりを通じて若い人の参加が増えてきており、新しい流れができつつあるようにも感じます。現在、定期総会後に決算・予算、活動報告・計画を会報でお知らせし、また1月には年間のイベント中心の活動報告を載せた会報を発刊しておりますが、より一層若い層を巻き込んでいくためには、新しいイベントを創り出すとともに、もう一段の広報活動も併せて必要と考えております。
(2013年11月号から)