昭和62年に創立した私たちの町会は、新百合ヶ丘駅北口から徒歩で約15分の金程2～4丁目の住民で組織されており、現在、会員約700世帯で構成されています。
町内には、金程小学校、麻生中学校、麻生高校や市老人福祉センターといった教育・高齢者施設が隣接しています。
500年にもなろうかという長き歴史あるこの町を地元の皆様が守り、発展にご尽力されたからこそ今があると感謝しております。
町会組織は会長と副会長3名の代表役員、他役員が9名、監事2名、理事11名、班長45名で構成されています。任期は、代表役員2年以外は1年とし、4年前から輪番制を実施しています。そのため毎年、初就任のスタッフが多く、期の前半は業務に慣れるなど、何かと慌しい日々となります。
活動は、広報、清掃、ごみ減量、防犯、防災、福祉、お祭りなどです。
特筆は「金程防犯パトロール隊」が作年8月、県知事、県警本部長から安心な街づくりに多大な貢献をしたとして感謝状を拝受しました。
大規模イベントとしては、近隣8町会で執り行う「8町会連合盆踊り大会」や当町会、隣接2丁目会と小学校協賛で行う「どんど焼き」があります。80本以上の竹で2基を立て上げ、1つは高さ8メートルに及び、小学生が建てるものはその半分で、開催当日は千人を優に超える人々で賑わっています。
また、「金程町会ソフトボールクラブ（壮年）」は、昨年の区対抗戦で惜しくも準優勝でしたが、一昨年、その前年と連続優勝した、我らが誇るチームです。
昔、町会は情報の宝庫・発信搭として地域に不可欠な存在であったと思います。しかし今では、物や情報が多様化し、町会の求心力が弱くなってしまったと推察されます。
そのせいか、このごろ何となく昔を、故郷を懐かしみ、心に安らぎを求めていると感じることがありませんか？町会がその心に少しでも栄養を注ぐことが出来たら、そんな存在になれたら…。そして、心通う向こう三軒両隣が次々に結ばれればこれに勝る組織はありません。
今後とも、行政、町連、そして歴史あるこの町に住む地元の皆様のご指導、ご支援を賜りながら会員と距離の無い町会運営をスタッフ一同、無理せず仲良く少しずつ、進められたらと願っています。

昨年のふるさと祭りの様子